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主に自身のレーベルMinimal Resource ManipulationからリリースしているMatt Atkinsと、ソロの他にもA Home For Ghosts、Ghost Stationなどの別プロジェクトでも活動しているJames ArmstrongによるSlow Clinicの、UKの2組のアーティストによるコラボレーション・アルバム。両者のコラボ作は、James Armstrong主宰のカセット・テープ・レーベルRusted Tone Recordingsからリリースされた2020年作の『Enfolding』に続く2作目のリリースになります。
ぽろぽろとつま弾かれる儚気なピアノ〜センチメンタルなピアノのフレーズのなだらかなループと、スローモーションのように滑らかに広がるギターのドローン〜伸びやかに奏でられるギター・サウンドに、微かなエレクトロニクス〜フィールド・レコーディングのサウンドなども取り入れた、デリケートで美しいアンビエント〜ピアノ・アンビエント・サウンド。両者の前作のコラボはギター・ドローンをベースにした作品でしたが、今作はギターよりもピアノを主体とした、Harold BuddやWilliam Basinskiなども彷彿させる優美なポスト・クラシカル+アンビエント・サウンドのコラボ作となっています。全9曲40分収録。盤はCD-Rで限定100枚でのリリース。
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