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2018年作の前作『Rasif』に続きUKのFar Outからリリースされた、ブラジルのピアニストAmaro Freitasの3rdフルアルバム。
細やかなタッチのスピーディーでテクニカルなフレーズ、軽快に跳ねるポリリズミックなサウンドを駆け巡るように奏でるピアノ、穏やかなメロディの優雅なピアノと、拍子、テンポチェンジなどを曲中に何度も交えた複雑な構成の変則的なリズムを自在に叩き出すドラム〜ベースによる、ニュージャズ〜フューチャージャズ〜エクスペリメンタル・ジャズ。今作も前作と同じく自身のピアノと、ドラム〜ベースのメンバーのトリオ編成で、ピアノとリズムのどちらもプログレッシヴな変則性のある楽曲を巧みな演奏で柔軟に奏でていく、アヴァンギャルドでもありながらも洗練されたメロディックな美しさのある独創的なピアノ・ジャズ作品となっています。前作に引き続き今作もジャズ〜ブラジル音楽のファンのかただけでなく、ジャジーなポスト・ロック〜エクスペリメンタル・ロックや、アフロ〜ラテンのテイストのあるビート・ミュージック、エクスペリメンタル〜ミニマル・ミュージックなどのファンのかたなどまで幅広くオススメなアルバムです。全8曲45分収録。
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