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2015年作の前作『Fertile』に続きUKのMonotremeからリリースされた、イタリアの3人組Stearicaの6年振りのリリースとなるフルアルバム。
本作はイタリアで行なわれた映画祭・音楽祭の一環でライヴ演奏された楽曲をスタジオ・アルバムへと発展させた、1920年作の無声ホラー映画『Der Golem, wie er in die Welt kam (巨人ゴーレム)』のサウンド・トラック作品。タイトなドラム〜硬質なベースの力強くも鋭さもあるリズムと、緊迫した空気に包まれる渦巻くスモーキーなシンセ〜ギターのドローン、エッジの効いたギター・リフ、荒々しくかき鳴らされるヘヴィーなギター・サウンドなどで展開される、ドラマティック〜シネマティックなインスト・ポスト・ロック。豪快な迫力のあるサウンドと、緊張感のある静ひつなムードのサウンドを組み合わせて、バンドの音楽の持つ世界観と映画の世界観がマッチしたイマジネーション溢れる情景を描き出しています。Temporary Residence、Denovali、Pelagic、Bird's Robeなどのレーベルのポスト・ロック作のファンのかたにもオススメなアルバムです。全10曲40分収録。
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