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00年代にBurnt Toast Vinyl〜Jade TreeからリリースしていたEster Drangのドラマーとして活動し、近年は様々な人気アーティストの作品にプレイヤーとして参加、4ADからはSufjan Stevens、Nico Muhly、Bryce Dessner(The National)とのコラボ作もリリースしている、LAのプロデューサー/作曲家/マルチ・インストゥルメンタリストJames McAlisterの1stフルアルバム。2018年作のデビューEPはデジタルのみでのリリースだったため、今作が初のソロでのフィジカル・リリース作になります。
ピュアな清涼感のあるシンセ〜伸びやかに広がるクリアで綺麗なシンセ、スペーシーなきらびやかな瞬きのシンセなどをレイヤードした美しい雄大なサウンドに、トラックによってはギター〜ピアノの繊細なサウンドや、ダウンビート〜リズミカルなビートなども取り入れた、ウォーミー〜メロディックなアンビエント〜アンビエント・エレクトロニカ。起伏の少ないなだらかな波でゆらゆらと漂うミニマルなサウンドながらも、巧みに構築された柔らかいサイケ感〜アンビエント感のあるシンセ・サウンドが美しくかつトリッピーな陶酔のムードを作り上げて行く、味わい深い優雅なアンビエント作品です。タイプは少し違いますが、Helios、Tycho、Boards Of Canada、Bonoboあたりのピアノも使ったエレクトロニック・サウンド、サイケ〜スペーシーなシンセ・サウンドのファンのかたにもオススメなアルバムです。全6曲33分収録。
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