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2017年作の前作『Turn Out The Lights』以来4年振りのリリースとなる、USテネシー州メンフィスの女性シンガーソングライターJulien Bakerの3rdフルアルバム。
メロディックなギター〜アコースティック・ギター、優美なピアノのサウンドはそのままに、ドラム〜ベースのリズム、ドラマティックな広がりのあるシンセなども新たに取り入れたすべての楽器が本人の演奏による力強いバンド・サウンドと、切ない哀愁の囁きのうたと凛とした美しさのある慈しみのうたを高らかに歌い上げるヴォーカルによる、エモーショナル〜センチメンタルなインディー・ロック。これまでのギターとピアノの弾き語りのフォーキーなスタイルから変わって、今作では内省的な儚い繊細さだけではない、新たな始まりを告げるような救いも感じさせる強さ、開放的な高揚感も見せている、新境地を開拓し新たな高みへと自身も聴き手も導いていくうたを聴かせています。ロック、ポップ、フォーク問わずすべての女性ヴォーカル作〜USインディーのファンのかたにオススメなアルバムです。全12曲42分。自身作のデザイン、イラストによる14ページの歌詞・ブックレット付き。
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