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単独名義のソロ作としては2018年作の前作『Unieqav』以来2年振りのリリースとなる、ドイツのCarlsten NikolaiによるAlva Notoのフルアルバム。これまで2007年にVol.1、2009年にVol.2、2015年にVol.3と長きに渡ってリリースしている「Xerroxシリーズ」の4作目のアルバムとなります。
壮大な広がりのあるシンフォニックなシンセ〜ストリングスのドローン、優しくなだらかに佇むウォーミーなシンセのドローンに、澄んだハイトーンのシンセの綺麗な輝きのあるメロディ、霞んだノイズ、単発的なキック〜ベースのわずかなリズムなども取り入れた、センチメンタルで美しいアンビエント〜ドローン・サウンド。これまでのXerroxシリーズの作品はサンプリング〜フィールド・レコーディングの断片のサウンドを元に作られていましたが、今作はこれまでと異なり統一感のあるシンセ〜ノイズ〜デジタル・サウンドを使い、静かで温かみのあるサウンドを聴かせているアルバムとなっています。シリーズ前作『Xerrox Vol.3』同様に、アブストラクトな記号的なエレクトロニック・サウンドや、ノイズ・サウンドなどとは異なる、親しみやすいドリーミーな側面が出ているアンビエント作品です。全14曲71分収録。これまでのXerroxシリーズと同じく、縦長の大きなサイズの紙ジャケットでのリリース。
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