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10年振りのリリースとなった2016年作のアルバム『Under Summer』以来2年振りのリリースとなる、UKの5人組ポスト・ロック・バンドYndi HaldaのEP。USのBurnt Toast VinyとUKのBig Scary Monstersから1ヶ月先に12インチのヴァイナル・オンリーでリリースされていましたが、メンバーのJames Vellaのソロ・プロジェクトA LilyもリリースするギリシャのSound In Silenceから遅れてCD-Rでもリリースされました。
穏やかな叙情性を持ってしみじみと奏でられるデリケートなギター〜ストリングスなどによるサウンドと、哀愁を帯びた切ないメロディのうたを優しく囁く哀愁のヴォーカルによる、メランコリックなポストロック〜インディー・ロック。前作のアルバム『Under Summer』でのヴォーカルをフィーチャーしたうたもの+ポスト・ロックの長尺曲の路線と同じく、静かなサウンドから途中で少し熱を帯びた力強いサウンドへと発展し、また終盤は静かで感傷的なサウンドへと展開していく、しみじみとしたうたとサウンドの長尺曲を今作でも聴かせています。引き続き今作もこれまでの作品のファンのかたにオススメなEPです。全1曲11分収録。折り畳み型の紙パッケージの前面にステッカーを貼ったハンドメイドのパッケージ、盤はCD-Rで限定300枚でのリリース。
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