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Russian Circles : Station [CD]

Dakota/Dakota、Riddle Of Steelの元メンバーなどによって結成された、シカゴのRussian Circlesの2008年作の2ndアルバム。オリジナルメンバーが一人抜けて、現在は2人組となっています(Botch～These Arms Are SnakesのBrian Cookがその代わりにベーシストで参加)。
メタリックで攻撃的なノイジーギター～鋭利なギターフレーズ、タッピング奏法によるねじれたリフ、力強いグルーヴのドラミングなどによるアグレッシヴなヘヴィーロッキンサウンドと、メロディックな泣きのフレーズを緩やかに漂わせていく郷愁を誘う切ないギターサウンドとで聴かせるインスト・ポストロック。Flameshovelからのリリースだった2006年作の1stでもひねくれ攻め系のマスロックとプログレッシヴなメタルテイストがミックスされたサウンドを聴かせていましたが、今作もその路線を推し進めつつもマスロック～ハードコアスタイルの前のめりの激攻め系のトラックが無くなり、ゆったりとしたテンポでドラマティックに鳴らされるトラックを中心としたアルバムに仕上がっています。Pelican、Isis、Kinski、Caspian、This Will Destroy Youなどのファンのかたにオススメです。全6曲43分収録。