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2002年にLate Junctionからリリースされていた、Max Richterの廃盤だった1stアルバムが現在彼の作品をリリースしているFat Catのサブレーベル130701から再発。
今作はMax Richterの作曲・プロデュースの楽曲を、指揮者も据えたBBC Philharmonic Orchestraとのレコーディングで制作。ピアノ〜ストリングスによる荘厳で麗しいトラック、ソプラノヴォーカルをフィーチャーしたオペラのような神々しさのあるトラック、もの悲しく切ないしっとり目のトラックなどなど、シーン毎に移ろう情景やその背景にある感情が楽曲から浮かび上がってくるような、メランコリックな美しさに満ちたクラシカルなサウンドを聴かせています。「ポスト・クラシカル」というジャンルのシーンが認知・発展されていく発端となった、ポスト・クラシカル系のサウンドのファンのかたで未聴のかたにはぜひチェックしていただきたいアルバムです。全18曲65分収録。ジャケットが新装(オリジナルは駅のホームのモノクロの写真)、リマスタリングでの再発となっています。
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